書いた人 = マナブ
発行人兼暫定編集長です。
趣味はビールの他はジムで踊る(ZUMBA!)、料理、猫、ボーっとするなど。 最近はビール系のイベントとジムのダンスレッスンが被ったりすることが悩みというノーテンキさ。
好きなスタイルは普段飲みはIPA。ジックリ飲む時はインペリアルスタウトとかもスキ。 このサイトはwordpressで構築しています。レスポンシブにも対応。
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基本Facebookはあったことがある人だけね。どこかのビアバーかビールイベントでお会いしましょう。
特集その12~福岡DEビール!
特集「福岡のクラフトビール事情」から3年。
福岡のビールシーンはどのように変化したのか?体を張ってビールを飲んでお届けする。
特集「福岡のクラフトビール事情」から3年。
福岡のビールシーンはどのように変化していったのか?
特徴としては2点。
ビール専門店が福岡市近郊だけではなく、県内各地に新しく増えてきたこと。
もう一点は必ずしもビアバーと言うだけではなく、クラフトビールをビールの「選択肢」としている店舗が増えてきているということだろう。
例を上げれば嚆矢となった天神・ソラリアプラザのDEAN & DELUCAのレストランで、クラフトビールがタップ(ビールの注ぎ口のこと。転じて樽生が繋がっている意味でも使う)で揃っている他、小倉駅近くの肉料理店GYUBITTO、メキシコ料理店エルボラーチョの大名での新規店舗「福岡クラフト」といった新店舗がクラフトビール用にタップを揃えている。
また天神イムズビルにあるキリンビール「SOW-SOW」では今春(2017年)関東地区限定で展開を始めた「タップマルシェ」*1を関東地区以外では初めて導入、限定的だが4種のクラフトビールを愉しむことが出来る。
こういった店舗でのビールのラインナップは確かに専門店と比べるとまだ物足りないこともあるかもしれないが、BD.Cは「普通のお店でもビールのメニューが充実している世の中」に近づいていることを歓迎したい。
ホンの数年前までは専門店でもない限りメニューには「ビール(生・瓶)」としか書かれていなかったのだ。
まだまだそういったお店が多いのも事実だけど、これからはビールについての選択肢がもっと増えていくことを期待したい。
*1「タップマルシェ」KIRINが開発した小型のクラフトビール用サーバー。3リットルという小型のペットボトルでビールが用意され(通常のビール樽は15~20リットルが主流)、ビアバー以外の飲食店でも気軽にクラフトビールを導入できる、というもの。
KIRIN傘下の子会社であるスプリングバレーブルワリーのビールの他に常陸野ネストビール、よなよなビール等に今のところは限定されている。
もちろんビール専門店も負けていない。
北九州方面では小倉のBeerCafe Bravo!(黒崎Bravoの2号店)、11TAP、TAPTAP、黒崎のカルロッタがオープン。
県南部では久留米市でLEON、筑後市にアビーロード、大牟田市にカフェ213がオープンし、福岡市内でも博多駅前のKITTEに銀座ライオン、グッドビアスタンド、今泉にクラフトビアクリーク、冷泉町にBrewersと県下のビアバーの数はトータルで九州トップクラスだ。
ブルワリーについても以前「べんがら村地ビール」という名前で醸造をしていた「八女ブルワリー」も2016年から体制が変わり、ビールについてもクオリティのさらなる向上に努めており、実際にイベント等で飲む機会があったのだが新たに「福岡のクラフトビールここにあり」を予感させるものだった。
ビールのイベントについても毎年開催される大掛かりなもの以外に、小規模でも店舗での独自イベントが各地で開催されることが多くなってきており、様々なビールに触れる機会が増えているのは嬉しい限りだ。
本誌では各店舗の紹介と併せて、ビールマップも(もちろん九州の他県も用意している)掲載しているのでこちらも参考にして欲しい。
2014年の特集「福岡のクラフトビール事情」は現在バックナンバーで読むことが出来ます。こちらからアクセスしよう!