特集~好みのスタイルをみつけよう! 福岡・九州のビールフリーペーパービール大好きドットコム

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特集その11~好みのスタイルをみつけよう!

ビールの種類は100種類以上あり、それらの種類のことを「スタイル」と呼びます。
例えば日本の大手ビール会社の作る主力ビールはほとんどが「ピルスナー」とよばれる「スタイル」のビールです。では他にどういったビールがあってどんな味わいなのか?
マア正直100種のビールを味わって全てを区別するのは難しいのですが、比較的手に入りやすいビールで代表的なスタイルを紹介します。

まずはスタイルごとの味わいですが、簡単なチャートを用意しました。 簡単なチャートを用意しました。大事なことなので二回言いましたが要するにかなり簡略しています。 が大まかに味わいを捉える事はできると思いますのでこちらで解説しますよ。

まず縦軸。 ビールの味わいとして「苦味」寄りなのかその反対の「甘み」寄りなのか。
ビールなのに「甘い」って?はい。
これはお菓子のように「だだ甘い」のではなく、麦芽由来の甘みやその他糖分からくる甘みが感じられます。
苦味は主にホップ由来のもので、いわゆる普通のビールであるピルスナーはそこまで苦味が強いわけではなさそうですね。
苦味には他にも焦がした麦芽に由来するものもあり、これはまるでコーヒーのような味わいを感じるものがあります。
横軸はビールそのものの口当たり、右に行くほどヘビーな感じでいわゆる「フルボディ」と呼ばれる重さです。
ライトな方はスッと口に入っていき、飲みやすいものが多いです。

そして苦味や甘みとはまた違う味わい、「酸味」。ベルギーのランビックやサワーエールと呼ばれるビールが主に入りますが、酢酸の酸っぱさとは違う、酵母による自然発酵由来の奥深い味わいが特徴です。
ヴァイツェンやベルジャンホワイトといった「白ビール」と呼ばれる小麦を使ったビールも程度にもよりますが軽い酸味を感じると思います。
さらに今回はチャートには載せていませんが、ビールにとって非常に重要な「アロマ」「フレーバー」といった要素が3次元的に絡んできます。(鼻で感じる匂いがアロマ、口中で感じるのがフレーバー)ホップ由来の枯れ草や柑橘系の香りや酵母に由来するフルーティーさ。これら香りの要素が複雑に絡み合いビールの味わいが生まれてきます。
おまけにスパイスやその他副原料が入っているものまであり、まあここまで来るととても図式で表せない奥深さです。

またさらにアルコール度数(ABV)によってもヘビーなボディに感じることもあるでしょう。(逆に度数の割にサクサク飲める時は「度数を感じさせない飲みやすさ」とか言うと通っぽいです)。
そしてスタイルとはあくまでも目安、あるいは便宜的な区分けのようなものでもあります。
つまり同じスタイルでも銘柄によって多少の幅があるのです。例えばIPA(インディアペールエール)とWIPA(あるいはインペリアルIPA)と呼ばれるものは、両者の区別は厳密には付けにくく、WIPA並のIPAがあったりその逆も然りと行った具合です。
ビールには味わいを示す「フレーバー表」や「フレーバーホイール」、そしてさらにはそのものズバリの「ビアスタイルガイドライン」と言うテイスティングのためのガイドラインもある・・・・のですが、これはいささかマニアックな内容になってしまいます。興味のある方はググってみてください。
幾つかのスタイルで手に入れやすいものを画像でも掲載しました。どれも美味しいビールです。色々なスタイルの中からドッタンバッタン大騒ぎして好みのものを探してみましょう!へーきへーき!フレンズによって好みのビールは違うから!

書いた人 = マナブ
発行人兼暫定編集長です。
趣味はビールの他はジムで踊る(ZUMBA!)、料理、猫、ボーっとするなど。 最近はビール系のイベントとジムのダンスレッスンが被ったりすることが悩みというノーテンキさ。
好きなスタイルは普段飲みはIPA。ジックリ飲む時はインペリアルスタウトとかもスキ。 このサイトはwordpressで構築しています。レスポンシブにも対応。
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