書いた人 = マナブ
発行人兼暫定編集長です。
趣味はビールの他はジムで踊る(ZUMBA!)、料理、猫、ボーっとするなど。 最近はビール系のイベントとジムのダンスレッスンが被ったりすることが悩みというノーテンキさ。
好きなスタイルは普段飲みはIPA。ジックリ飲む時はインペリアルスタウトとかもスキ。 このサイトはwordpressで構築しています。レスポンシブにも対応。
お仕事も募集中!
Facebook
当サイト管理用Twitter
基本Facebookはあったことがある人だけね。どこかのビアバーかビールイベントでお会いしましょう。
熊本でビール飲もう!
ビール好きにはビアバーが必要だ。
それもちゃんとしたビールを注いでくれるビアバーだ
福岡・九州のビールweb情報誌へとリニューアルしたBD.C。まずは佐賀のビール情報を掲載し、その次には熊本市内でのクラフトビールを扱う店舗を取材し掲載する予定だった。ところがちょうど訪問予定だった2016年4月14,16日と熊本・大分地方を震源とする大地震が発生、甚大な被害をもたらした。
その被害は一般のニュース等でご存知の方も多いかと思われるが、気になるのは当地のビール事情。
幸い現代ではSNSを通じての情報の発信をしているところも多く、日がたつにつれ実際に訪問し情報を集めても良い頃合を見計らうことができた。
高速バスを降り、まずはあたりを見渡す。ビアバーの多く集まる繁華街はGW中の土曜日とあって人でも多く賑わっていたが、そこかしこに傷ついた建物や倒壊寸前といったビルもあり復旧はこれからが本番といった感じだった。
熊本市内のビアバーも店舗の損傷やグラス、ビール等で大なり小なり被害を受けており再開まで休業を余儀なくされていたところが多い。
しかし4月下旬くらいから多くの店舗で順次営業を再開しており、ラインナップ等でまだ多少の混乱はある(あった)もののビールを楽しむことができる。
そこでBD.Cでは改めて熊本でビールを楽しめる店舗を紹介し、多くのビール好きに訪れてもらうことで復興の一助としたい。
今回の訪問時はまだ高速バス等のダイヤが乱れていたが、現在では交通もだいぶ元に戻りつつあるので訪問に不便は少ないだろう。
***2017/5/17追記
大地震から1年が経過し、現在では街も以前の賑わいを取り戻しているかのように見える。が、まだ至る所に爪痕も残っている。
それでも地震後に延期になっていたビールイベントが2017年には再開されつつある。
ビアバー紹介の通常記事もアップしているので各店舗の詳細はそちらも参照ください。
県外からのアクセス
JRだと熊本駅は繁華街から少し離れているので、市役所方面の市電に乗るといいだろう。
高速バスの場合は「通町筋」か「熊本交通センター」で降りると便利だ。
実際の場所を下のマップに表示しているので活用して欲しい。
店舗紹介
以下に簡単に各店を紹介する。筆者はまだ1~2度しか訪問していない上、かなり主観的な点は了承されたい。
BackWoods
本来は靴屋さんなのだが、なんとカウンターでビールを扱っている。聞いてみるとBrewDogが好きで始めたとのことで、同じ好みなのが嬉しい。
もちろんおしゃれなシューズのラインナップも充実しているのでそちらでも楽しめるだろう。
ヘリンボーン
オーセンティックな感じのビアバー。
元はワインバーだったのをクラフトビールを扱うようになったとか。
あまり関係ないが、帰りのバス停に一番近いのでいつも寄るのが最後になってしまいまだユックリと落ち着いて飲んだことがない。
今度こそユックリ話しながら飲みたいなあ。
voyager
半地下にある独特の佇まい。
ビールの他にもグッズの扱いもあり、さらに近く瓶の販売も始めるとのこと。
建物の近辺は車両が入れないようテープが貼ってあるがお店には問題なく行ける。(2016/5/22現在)
ble ble
おしゃれな店内は非常に開放感があり、心地よくビールを楽しめる。
熊本クラフトビールをメインに取り扱っている。
(*あまり宣伝やSNS等を行わないので訪問時はそのあたり配慮されたい。)
オーデン
熊本では老舗のビアバー。(ビアレストラン)
ドイツビールが中心で、店内のドイツ音楽とあいまってオクトーバーフェストのような気分になれる。大勢で行くならここ!
大橋電気店
なんと元は街の電気屋さんだった店舗を活用している。外観からはビアバーだとはとても信じられない。
個性的な熊本のビアバーの中でも際立って印象的。
残念ながら建物の老朽化に伴い2016年に閉店。非常に残念。
オワゾー
熊本クラフトビール直営店
現在、ビールの生産ができない状態(2016/5/22現在)だということだが、頑張って営業中!
岡部麦酒工場。
こちらもこじんまりとしているがテンションは独特に高い。
なんというか店主の豪快な人柄に魅せられてしまうのだ。
今回紹介した店舗は県下最大の繁華街、下通りアーケード街を中心としており一番離れていても十分徒歩で廻ることが出来た。
また昼から営業しているところも多いのが嬉しいところであり、そしてどのお店も個性的で(滞在時間の関係で)ユックリ飲むことが出来なかったのだが、個人的にも再訪したくなるところばかりであった。
もちろん義援金(やその他の復興支援)といったものは大事だが、実際に営業している店舗を訪問し、そこでビールを飲むことでも現地の経済的な復興にも役立つはずだと考えている。